コーティング完成画像とご説明の為のYouTube解説動画をご掲載いたします。
- 車種:ポルシェ・カイエン
- 状態:新車
- 下地処理:ライトポリッシュ
- コート剤:TEVOナノグラフェン2層
- オプション:ガラス全面撥水、ホイール
- 施工日数:5日間
完成画像
YouTube解説動画
施工者の思いや、完成動画、今後のメンテナンス方法をお伝えしております。
ぜひご覧いただけると嬉しく思います。
ポルシェカイエン新車コーティング施工レポート
はじめに
この度はご視聴いただき、誠にありがとうございます。今回は、ポルシェカイエンの新車にハイグレードなコーティングを施しました。この記事では、新車の状態、施工内容、そして今後のメンテナンス方法について詳しくお話しします。綺麗に仕上がったお車がどのように維持されていくか、ぜひ参考にしていただければと思います。
新車の状態
お車をお預かりしたのは、納車から2〜3日後のことでした。当初は、磨き作業は行わず、クレンジング処理だけをしてコーティングを行う予定でした。しかし、スポットランプ(擬似太陽光)を使って車の状態を細かく確認したところ、特に黒系のボディに細かい線傷が見られました。新車でもこのような傷がついていることはよくあります。特に黒い車は傷が目立ちやすい傾向にありますので、今回は軽く磨きをかけてからコーティングを施すことにしました。
ポルシェの塗装について
ポルシェの塗装は、ベンツやアウディと比べてやや柔らかい傾向があるため、傷が付きやすいです。磨き作業中にもその柔らかさを感じました。硬い塗装は磨きに時間がかかりますが、柔らかい塗装は軽く磨くだけで傷が取れやすくなります。しかし、柔らかい塗装はクリア層も薄いため、磨きすぎると塗装にダメージを与えてしまうリスクがあります。そこで、車の状態を見極め、必要以上にクリア層を削らないように慎重に磨き作業を行いました。
コーティングの施工
今回施したコーティングは、クリア層の中に入り込むタイプのハイグレードコーティングです。一般的なディーラーで行われるコーティングは、クリア層の上に被さるタイプですが、当社のコーティングは塗装の内部に浸透し、塗装自体を強化します。これにより、弱い塗装も強くなり、傷が付きにくくなります。
また、黒系の塗装は雨染みや水じみが特に目立つため、酸化しにくいコーティングを施しました。すべての雨染みが防げるわけではありませんが、日常的なメンテナンスを行うことで、大部分の雨染みを防ぐことが可能です。
今後のメンテナンス方法
お客様のお車は、日中は屋内駐車、夜間は屋外駐車とのことでした。屋内駐車ができる環境であれば、塗装の劣化や雨染みのリスクは低くなりますが、半分は屋外に置かれるため、定期的なメンテナンスが必要です。
当社では、無料で提供している「G-Activ Black」をおすすめしています。このメンテナンス剤は、洗車後に使用することで撥水効果を高め、雨染みの発生も抑えることができます。使用方法は、洗車後に水が残っている状態でシュシュッとスプレーし、拭き上げるだけです。水分がなくても使えますが、適量を使うことでコーティング効果を最大限に引き出せます。
ガラスやホイールにも撥水コーティングを施しているため、同じようにメンテナンスしていただくと、車全体の美しさを長く保つことができます。
ホイールの特別な施工
今回のポルシェカイエンでは、ホイールがマットブラックにカスタマイズされており、通常のホイール塗装よりも柔らかく傷が付きやすい傾向があります。ホイールに関しては、特に慎重にコーティングを行い、最適な方法で施工しました。ホイール塗装が弱い場合、コーティングが適さないことがありますが、今回はテストを行い、安全にコーティングを施すことができました。
まとめ
今回のポルシェカイエンのコーティング施工では、新車状態をさらに美しく保つためのハイグレードなコーティングを施しました。柔らかい塗装にも対応し、黒系の塗装に特に適した撥水コーティングを施したことで、雨染みや傷を防ぎ、長期間にわたり美しい状態を維持できるようにしました。
今後も定期的な洗車とメンテナンス剤の使用を続けることで、車の美しさを保つことができます。ご不明点やご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。当社では5年間のサポートを行っておりますので、ご安心ください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。施工後の仕上がりを動画でご確認いただき、車がどれだけ綺麗になったかを楽しんでいただければ幸いです。
ご視聴いただき、ありがとうございました。