2024.9.17
コーティング完成画像とご説明の為のYouTube解説動画をご掲載いたします。
- 車種：フェラーリ・ローマ
- 状態：経年車
- 下地処理：スタンダードポリッシュ
- コート剤：ダイヤモンド9H 5層
- 施工日数：6日間
完成画像
YouTube解説動画
施工者の思いや、完成動画、今後のメンテナンス方法をお伝えしております。
ぜひご覧いただけると嬉しく思います。
フェラーリローマのハイグレードコーティング施工レポート
はじめに
ご視聴いただき、誠にありがとうございます。今回は、フェラーリローマのハイグレードコーティングが無事に完了しましたので、その工程を詳しくご紹介します。この動画では、最初にお預かりした際の状態、どのような工程を経て新車以上の輝きを実現したのか、そして今後のメンテナンス方法についてお話しさせていただきます。さらに、コーティング施工後の美しい仕上がりを動画でもご覧いただけますので、ぜひ最後までお楽しみください。
最初の状態
今回のフェラーリローマは中古車としてお預かりしました。中古車として購入された後、そのまま当社にお持ち込みいただいた形です。そのため、細かい傷や小傷が多く見られました。
まず最初に行ったのは、クレンジング処理です。新車と同様に、雨染みや油分などの汚れを徹底的に取り除く作業です。これを怠ると、磨きの際に塗装にダメージを与えてしまう可能性があるため、当社ではどの車にも必ずクレンジング処理を施しています。このクレンジング処理の後に、スタンダードポリッシュを施し、塗装表面の小傷を丁寧に磨いて新車以上の艶を引き出しました。
磨きの方法
今回の磨きには、当社で提供している3つの磨きのコースのうち、スタンダードポリッシュを選択しました。新車ではない中古車に適したコースで、約2〜3年経過したお車にはこのコースが最適です。もちろん、より傷が深い場合や特に綺麗に仕上げたい場合には、プレミアムポリッシュというコースもご用意していますが、今回はお客様と相談の上、スタンダードポリッシュで十分と判断いたしました。
このポリッシュ処理により、細かい傷を取り除き、塗装の表面を整えて新車以上の艶を引き出しました。ここでポイントとなるのは、傷を完全に取り除くのではなく、塗装の厚みを考慮しつつ、できるだけ塗装を削らずに仕上げることです。これにより、塗装の耐久性を保ちながら、美しい輝きを実現しています。
コーティングの内容
今回使用したコーティングは、屋内駐車専用の最上級コーティングである「ダイヤモンド9H」の5層コーティングです。これは当社で取り扱うコーティングの中でも最上級のもので、特に屋内駐車で長期間美しい艶を維持したい方におすすめです。
- 4層のコーティングは、塗装の中に入り込み、塗装を強化し保護します。これにより、塗装自体が強くなり、傷がつきにくくなる効果があります。
- 最終層（5層目）では、艶をさらに強調するために、油分を含んだコーティングを施します。この油分により、水の弾きが非常に良くなり、汚れもつきにくくなります。
この5層コーティングにより、フェラーリローマは新車以上の美しい艶と耐久性を実現しました。特に屋内駐車の場合、このコーティングは非常に長持ちし、私自身の車でも3年以上経っても水弾きや艶が変わらない状態が続いています。
今後のメンテナンス方法
今回のフェラーリローマは非常に高級な車ですので、おそらく洗車機に入れることは少ないかもしれませんが、ガソリンスタンドの手洗い洗車などで十分です。洗車後には、当社で提供している「ゼロダイヤモンド」というメンテナンス剤を使用していただければ、コーティングをさらに長持ちさせることができます。このメンテナンス剤は撥水性はありませんが、汚れを防ぎ、コーティングの保護効果を高めるためのフィルムを形成します。
使用方法は簡単です。洗車後に車体にスプレーし、柔らかいクロスで拭き上げるだけです。この作業により、コーティングの効果をさらに延ばすことができるので、ぜひお試しください。また、洗車機を使用される場合でも、洗車後にシュシュっとスプレーするだけでコーティングの保護力が維持されます。
まとめ
今回の施工では、フェラーリローマに最上級のコーティングを施し、新車以上の美しい艶と耐久性を実現しました。今後も定期的なメンテナンスや洗車を行うことで、この状態を長期間維持することができます。お渡しするメンテナンス剤もぜひ活用していただき、綺麗な状態を保っていただければと思います。
ご不明な点や追加のご相談がございましたら、いつでもご連絡ください。5年間のサポートも含まれていますので、安心してお車を楽しんでいただけます。
ご視聴いただき、誠にありがとうございました。
