コーティング完成画像とご説明の為のYouTube解説動画をご掲載いたします。
完成画像








YouTube解説動画
施工者の思いや、完成動画、今後のメンテナンス方法をお伝えしております。
ぜひご覧いただけると嬉しく思います。
〜青空駐車に最適な「TEVOナノチューブグラフェン」2層仕上げ〜
はじめに
今回は、新型ランドクルーザー(通称ランクル)の新車コーティング施工が完了いたしましたので、その全工程とこだわりの仕上がりについてご紹介いたします。お車は純粋なブラックカラー「202ブラック」。非常に美しい反面、繊細な塗装であるため、細部にまでこだわった作業が求められました。この記事では、施工前の状態、施工内容、使用したコーティング剤、今後のメンテナンス方法について項目ごとにお伝えしていきます。
施工前の塗装状態
お預かりしたランドクルーザーは新車でしたが、202ブラックというソリッドな黒色は、わずかなスクラッチでも非常に目立ちやすく、塗装表面には細かい傷が確認できました。このカラーはメタリックやパールが含まれていないため、光の反射で傷が目に付きやすくなります。また、今回の個体は特に塗装が柔らかく感じられ、より慎重な対応が必要だと判断しました。
下地処理とポリッシュ作業

まずはクレンジング作業からスタートしました。新車であっても必ず脱脂処理と雨染みの除去を行い、コーティングの密着を高めるための下地作りを徹底しています。塗装表面の状態を確認した上で、ライトポリッシュによる微細な傷の除去を実施しました。これにより、塗装本来の美しさが引き出され、次のコーティング工程に最適なコンディションが整いました。
使用コーティングと仕上がり

今回使用したのは、TEVO社の「ナノチューブグラフェン」。このコーティング剤は、塗装の内部にまで浸透し、塗膜を強化してくれる特長があります。さらに今回は2層仕上げとすることで、より高い耐久性と艶感を実現しました。屋内駐車向けのコーティングと異なり、油分による撥水効果に頼らないため、酸化による雨染みのリスクを大幅に軽減できます。仕上がりは非常に深みのある艶と、しっかりとした質感があり、黒色ならではの高級感が際立つ状態に仕上がっています。
青空駐車に適した理由
お客様のお車は青空駐車とのことで、当社ではそれに最適なコーティング剤としてナノチューブグラフェンを採用しました。屋外では日光や雨の影響を直接受けるため、油分を含む従来のコーティングではかえってシミの原因になってしまう場合があります。ナノチューブグラフェンはその点を考慮して設計されており、長期間にわたって美観と保護性能を両立することができます。
今後の洗車とメンテナンスについて
202ブラックのような濃色車は、特に汚れや水アカが目立ちやすいため、定期的な洗車が非常に重要です。洗車の頻度としては、車を常に美しく保ちたい方であれば2週間に1度程度、そこまで神経質にならずともきれいな状態を維持したい方であれば月に1度程度をおすすめいたします。濃色車であるほど頻度を上げることで、美観を長く保つことができます。
メンテナンス剤「青空プロテクション」について
洗車後には、当社オリジナルの青空駐車専用メンテナンス剤「青空プロテクション」の使用をおすすめしております。この製品は、油分による撥水や艶出しを目的としたものではなく、塗装表面に1枚の透明な保護膜を作り、雨による汚れの付着を軽減させる働きがあります。艶や撥水効果は感じられないかもしれませんが、雨が降った後にボディがきれいに見えるというメリットがあります。洗車後の拭き上げ時や、仕上げにボンネットなどに塗布していただくだけで、コーティングの効果を長く持続させることが可能です。
洗車機の使用について
202ブラックのような繊細で柔らかい塗装の車両には、洗車機の使用はおすすめしておりません。できる限り手洗いをお願いしたいところですが、ご自身での作業が難しい場合には、ガソリンスタンドや洗車専門店に依頼する方法もございます。その際にも、洗車後に「青空プロテクション」を使用していただければ、さらなる保護が期待できます。
最後に
今回のように、新車であっても202ブラックのようなカラーは傷が入りやすく、適切な下地処理と、それに合ったコーティング剤の選定が非常に重要です。当社ではお客様の駐車環境やご希望に合わせて、最適な施工をご提案しております。施工後のメンテナンスに関してもご不明点がございましたら、いつでもご相談ください。
今回も仕上がりをぐるっと撮影しておりますので、最後までご覧いただけますと幸いです。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。
