この度はご用命いただき誠にありがとうございました。
コーティング完成画像とご説明の為のYouTube解説動画をご掲載いたします。
- 車種:ホンダ・シビックTYPE-R
- 状態:新車
- 下地処理:ライトポリッシュ
- コート剤:KUBEBOND ION 3層
- オプション:ガラス、ホイール
- 施工日数:6日間
完成画像
YouTube解説動画
完成動画と、今後のメンテナンス方法をお伝えしております。
ぜひご覧いただけると嬉しく思います。
今回ご紹介するのは、
新車のホンダシビックタイプRに施したナノセラミックコーティングです。この記事では、車の初期状態、特にホンダの塗装の特性、そして施工過程や今後のメンテナンス方法について解説します。
ホンダ車の塗装特性
まず、ホンダ車の塗装には特定の特性があります。輸入車に比べて、日本車の塗装は通常柔らかく、特にホンダ車はその中でも柔らかさが目立つため傷がつきやすいという問題があります。
そこで、最良の結果を得るためには、コーティング施工前に車体の磨き作業が推奨されます。実際に、このシビックタイプRも新車の状態で細かな傷がいくつかありました。そのため、まずはこれらの傷を磨きで修正しました。特に、高級感を出すために使用されている「ピアノブラック」部分やトランクのスポイラーも磨きました。
磨き作業の後、ナノセラミックコーティングを施工しました。しかし、磨きすぎには注意が必要です。塗装が薄くなってしまうと、その後の保護性能が低下する可能性があります。
ナノセラミックコーティング
次にご説明するのは、新車のホンダ車に施した特別なコーティングプロセスについてです。特に注目すべきは、「キューブボンドのイオンコーティング」という新技術を用いた作業です。
通常、車体の塗装は磨きすぎるとその強度が低下する可能性があります。しかし、私たちは塗装を多く残しつつ、その上から高品質のコーティングを施しています。この場合、磨き作業は極力控えめに行い、塗装層を可能な限り保つよう心掛けました。
この新しい「キューブボンドのイオンコーティング」には、ベースコートとトップコートの2層構造があります。一般的なコーティングとは異なり、この技術は強化ガラスにも用いられるイオン交換プロセスを利用しています。この結果、車体の塗装が非常に強固となるだけでなく、質感やツヤ感も格段に向上します。
さらに、このコーティングを層数を増やして施工することで、その重厚感は一層増していきます。
ホイールコーティング
今回はホイールにもこの高度なコーティングを施しました。
ホイールのセラミックコーティングに特におすすめするのは「ダイヤモンド9H」という種類のナノセラミックコーティングです。これは、マットブラックのホイールにも適しています。
よく「マットブラックにコーティングを施すと、ツヤ感が出てしまい、マットな見た目が失われるのでは?」と質問されますが、このダイヤモンド9Hはマットの質感を保ちつつ、良い仕上がりを提供します。
一般的なガラスコーティングや他の種類では、ホイールの保護が十分でないと感じています。それに対して、このダイヤモンド9Hは塗装をしっかりと保護するので、私自身はこの商品を強く推奨しています。
メンテナンス方法
まず、我々が施している強固なコーティングは、基本的にシャンプー洗車で問題ありません。
洗車が終わった後におすすめしたいのが「ゼロダイヤモンド」という製品です。洗車が終わって水がまだ残っている状態でこの製品を噴霧し、拭き上げるだけで、コーティング層をさらに強化できます。
この手順によって、車はより長持ちし、美しさも保たれます。洗車が好きな方はもちろん、時間がない方でも簡単にこの手順を踏むことができます。もしご自身で洗車する時間がない場合は、洗車機を使用した後に「ゼロダイヤモンド」で拭き上げるだけでも大丈夫です。
また、プロの洗車サービスやガソリンスタンドで洗車をする場合でも、特に追加の手順は必要ありません。ただし、もしスタッフがこの製品を使って拭き上げてくれたら、それは最高です。