プジョー208／これが新車の輝き！コーティング専門店の研磨技術。

今回ご紹介する施工事例は、「プジョー208」新車のコーティングです。

新車といっても、何もせずそのままコーティングをかけるということではなく、しっかりと下地に磨きをかけてからコーティングを施工しています。

研磨せずに表面のクレンジングのみでおこなうコーティングもありますが、今回はお客様とご相談の上、磨きをかけることになりました。

普段はまず見られないプロのコーティング作業の裏側を、ぜひお楽しみください！

車種・施工内容・施工期間

• 車種：プジョー208
• 状態：新車
• 下地処理：スタンダードポリッシュ
• コート剤：グロスアーマー
• オプション：ホイールコート
• 施工日数：4日間

高圧洗浄で下準備

まずは洗車です。高圧洗浄でお車を綺麗にしていきます。
パネルの隙間に入り込んでいる砂ぼこりや塵を、水圧ですべて取り除いていきますよ。

水ジミ除去と脱脂ですっぴんに

洗車が終わったら、次は水ジミ除去をおこないます。
水ジミとは、雨や水道水が乾いたあとに表面に残ってしまう白い汚れのことです。

お車が新車だからといって、外に置いていないということはありませんから、どうしても雨が降りかかって水ジミができてしまうので、これをコーティング前に全部取るんです。

続けて脱脂もおこないます。脱脂とは、パネル表面の油分を除去することですね。

新車だとしても、ディーラーさんに置いてあるときに、ツヤ出し目的でワックスがかけられているケースがよくあります。ワックスがついたままだと綺麗にコーティングが乗らないので、落としてすっぴん素肌にしていくんです。

水ジミ除去と脱脂の工程は、ボンネットだけではなくて、すべてのパネルに施していきますよ。

「磨きをかけるなら、わざわざ汚れの除去作業なんてしなくていいんじゃないの？」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

実際、安い業者さんなどで、このような作業をしないところもあるにはありますが、私は水ジミ除去と脱脂は欠かせない工程だと思っています。

というのも、お車をすっぴん素肌にしてあげないと、表面についている本当の傷や汚れが見えないんですね。ですから、しっかりと綺麗にしてから磨きに入っていきます。それに、汚れを落としておけば、塗装を磨きすぎないで済むのでパネルが薄くならず、お車の価値を下げずに済むんです。

ホイールまで下地処理を済ませたら、次は磨きに入っていきます。

磨きで塗装の真価を引き出す！

研磨作業は、当社のコーティングにおいて非常に大事な工程です。

磨きをする目的は、大きく2つあります。
1つ目は、新車だからといって細かい傷がついていないわけではない、ということ。まったく傷がない、なんてことはあり得ないんですね。ですから、研磨して綺麗する必要があるわけです。

2つ目は、今回のプジョー208は塗装の上にミストがかかってしまっている状態だったから。
ミストがかかっていると、くすみが発生します。くすんだままでコーティングをかけてしまうと、表面はツヤが出ても、内側のくすみは決して消えません。

くすみを取って見栄えを良くするためには、磨きが必要です。磨きをかけることによって、塗装の本当の輝きを出せるんです。

研磨したあとは、洗車をおこないます。磨く作業に使ったコンパウンド剤が隙間に入り込んでいますので、そういったものを落としていきます。

エアブローして水分がない状態にしたら、次はいよいよコーティングです！

グロスアーマーでコーティング

すべてのパネルに、コート剤を慎重に塗っていきます。塗り直しがないように、ゆっくりとやっていきますよ。

今回使ったのは、「グロスアーマー」という3層コーティングです。日本語にすれば「ツヤの鎧」という意味で、まさしくこの名前のとおり、すごくツヤが出てきます。

コート剤を塗ったら、しっかりと拭き取ります。マイクロファイバークロスを使ってまんべんなく拭き取ったら、今度は違うウエス（機械手入れ用の布）に取り替えて、また拭き取ります。

2回に分けて拭くのは、マイクロファイバークロスだけで終えると、表面がデコボコしてしまうからです。なので、フラットにするために布を変えて二度拭きして、綺麗な状態にしてあげるわけですね。

コーティングの厚さに違いが出てはいけませんから、厚いところと薄いところがないように、1パネル1パネル慎重に作業を進めていきます。

フェンダーも、同じように作業していきます。1回目の拭き取りをおこなったら、2回目の拭き取りでフラットにしてあげます。

ホイールには、グロスアーマーではなくセラミックコーティングをかけます。ツヤが立ってきますし、お掃除も楽になりますので、おすすめですよ。

仕上げとして、最後にトップコートをかけます。
トップコートの大事な役割は、コーティングを守ること。加えて、かなりお車のツヤ感がアップしてきます。
1回塗って拭き取るという作業を、すべてのパネルで繰り返していきます。

コーティング完成！新車以上の輝きとツヤ

こちらが、コーティングが完成したところです。

磨きをかけたことで、新車以上の輝きになっています！納車されたときよりも、間違いなく綺麗にすることができました。

今回のプジョー208のように、新車をもっと綺麗にしたいという方は、ぜひ当社・佐藤自動車にご相談いただけると嬉しいです。
コーティングはさまざまな種類がありますので、お車に合ったプランをご提案させていただきます。

また、当社でコーティングを施工されたお客様には、無料でメンテナンス剤をお渡ししております。
乾拭きで使っていただいてもいいですし、洗車をしたときにトップコートを足す形で使っていただくのも大丈夫です。

コーティングはメンテナンスすることで綺麗に長持ちしますから、ぜひ活用いただければと思います。

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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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今回の施工事例は動画版もございます。作業の過程がわかりやすくなっていますので、ぜひブログと併せてご覧くださいね。