「新車のコーティングはディーラーに依頼していいの?」
「専門店とディーラーでは何が違うのかな?」
今回は、車の専門家としてこのような疑問を解決していきます。
まず結論から先に言いますと、新車のコーティングは専門店にお願いすべきです。
その理由を、以下の4つに分けて解説しますね。
- 1つ目 コーティングが施工してからが始まり
- 2つ目 ディーラーのフロントマンの知識不足
- 3つ目 コーティングの種類の問題
- 4つ目 当社の場合
それでは、それぞれについて詳しくお伝えしていきます。
1.コーティングは施工してからが始まり
「コーティングが施工してからが始まりってどういうこと?」と思われたかもしれません。
そもそも、まず皆さんは「新車でコーティングをするべきか、それともしないべきか」というところを悩まれると思います。
実はこのとき、コーティングをかければ車が5年間ずっと綺麗に長く保つんだと勘違いされる方が多くいらっしゃるんですね。
残念ですが、違うんです。コーティングは、最初に施工したからといって、そのまま何もしなくても5年間ずっと綺麗な状態が保てる、ということではありません。
必ずメンテナンスが必要になるんです。
たとえば、車を綺麗に長く保つためにご自身で洗車をしたり、メンテナンス剤を塗ったりといった作業が必要になってくるんですね。
「コーティングは施工してからが始まり」とは、そういうことです。
繰り返しになりますが、新車を購入したときにお金を10万円払ってコーティングをかけたから綺麗が5年確約されたんだ、ということは一切ないので、この事実をしっかり考えていただければと思います。
2.ディーラーのフロントマンの知識不足
ディーラーに行くと、フロントマンと呼ばれるスタッフの方が対応してくれますが、実は、フロントマンの中には、コーティングについてあまり詳しい知識を持っていない場合があるんです。
たとえば、お客様が新車購入を検討している際に、フロントマンが「お車を買うときにコーティングしておけば、ずっと綺麗が続くんですよ」だとか「水洗いだけでいいですよ」といったことをおっしゃるケースが多々あります。
お客様としても、いかんせん相手はディーラーのスタッフさんですから、「それならOK。ここでコーティングをかけよう」と思ってしまうこともあるでしょう。
ですが、前述したように、コーティングをかけてもメンテナンスなしで綺麗が続くということは一切ありません。
車につく汚れは、本当に多種多様です。雨に濡れて水ジミがついたり、ホコリや小さなゴミがついたりするほか、樹液の汚れや鳥のフン、黄砂や花粉など、季節によっても車に付着する汚れは変わってきます。
もちろん、中にはちゃんと知識があるフロントマンの方もいらっしゃいますから、一概には言えません。
しかし、万が一知識がないフロントマンに当たってしまったら、汚れの種類にまで言及することなく「これは洗車すればすぐ落ちるんですよ」とか「そもそもコーティングでは防げない汚れですよ」と言われておしまいになってしまうでしょう。
当社・佐藤自動車ではお客様からよくお話をうかがいますが、「ディーラーで買ったときにコーティングしたんだけど、5年間全然綺麗にならなかったから、コーティングって意味ないよね」と言われることがあります。
実はそうじゃないんですよ、ということをしっかりご説明させていただくとお客様にもご理解いただけますが、そもそも「コーティングしても意味がない」と思われてしまっているということは、私は大きな問題だと思っております。
3.コーティングの種類の問題
これは、どんなコーティング剤を使ってどのように施工するか、その種類をディーラーさんで採用するときの考え方のお話です。
綺麗さが長持ちするとか、見た目がすごく綺麗になるということももちろんありますが、それ以上に「施工がしやすいかどうか」が基準となって、導入を決めている場合が多いです。
これはなぜかというと、ディーラーさんがコーティングの依頼を受けたときは、ディーラーのその場所で施工することが多いです。そうなると、しっかりした専門のコーティングブースで施工しなくても大丈夫なようなものしか導入しないんですね。
提携している施工店に持っていってコーティングを発注する場合もありますが、ディーラーさんによっては、新車を購入したその場で作業をすることもあります。
ですから、基本的にはフロントマンや整備屋さんでも少し研修受ければできるような、施工がしやすいものを採用していることが多いんです。
お客様目線で導入というよりも、施工者目線で導入しているということですね。
施工者目線だからといって絶対にダメだとは言えませんが、私からすると、その目線ではないんじゃないかな、と思ってしまいますね。
4.コーティング専門店、佐藤自動車の場合
ディーラーさんの話をお伝えしてきたところで、当社・佐藤自動車のようなコーティング専門店で施工すると何が違うのかをご紹介します。
簡単に言いますと、下地処理をしっかりやって、なおかつお車の綺麗さが長持ちするような、お客様のお車にとってベストなコーティング剤が選択できます。
コーティングと一言でいっても、お客様のご希望によって、最適なコーティングの種類は変わってくるのです。
たとえば、青空駐車をする方や車庫に入ってる方、屋内に駐車場がある方など、普段お車をどこに停めているかによっても、おすすめするコーティングが違います。
専門店であればコーティングの詳しい知識がありますので、それぞれのコーティングの特徴やメリットとデメリットなどについて説明ができますし、お客様自身がその説明を聞いて、自分にとってより良いなコーティングを選ぶことができます。
同時に、コーティングを最初に施工するだけではなくて、コーティングをかけたあとについてしまった汚れを取る知識とスキルがありますから、お客様が困ったときは相談にも乗ってくれます。
当社・佐藤自動車ではどうかというと、3年・5年・7年のコーティングそれぞれのメンテナンス用品、計12種類をすべて無料提供させていただいております!
当社のものを使っていただければ、メンテナンス期間は洗車用品を何にしようか迷うこともないですし、お客様が自分で高いお金を払って買う必要もないので、気楽にメンテナンスをおこなって、お車の綺麗な状態を長く保つことができます。
コーティング専門店には、どこもそれぞれに良いところがあると思いますので、ぜひホームページなどでいろいろな専門店を見てもらい、ご自身に合ったお店を選んでいただくことをおすすめします。
お問い合わせはお気軽に!
今回は、新車コーティングを専門店に依頼すべき理由をお伝えしました。
もちろん、中にはディーラーさんでもしっかりやっている会社さんはありますので、一概にディーラーさんでコーティングをやるのはよくない、ということではありません。
お客様として、ぜひ会社さんに「どういったコーティングなのか」や「下地処理はどうしているのか」などを質問していただき、納得できれば、ディーラーさんにお願いしても全然いいと思います。
一方で、なかなか納得できないということであれば、ぜひ良いコーティング専門店と巡り会っていただきたいです。
当社・佐藤自動車でも、お客様がご満足できるコーティングのためにお力になりたいと思っております。
わからないことがあれば、ぜひいろいろとご相談に乗れれば嬉しいと考えておりますので、メールや電話などで、お気軽にご連絡ください。お待ちしております!
YouTube解説動画
今回の記事は動画版もございます。ぜひ併せてご覧ください。