登場人物紹介
佐藤:板金塗装とコーティングのプロフェッショナル。長年の経験を活かし、車の美観と耐久性を向上させる技術を追求。
岡崎五朗さん:自動車ジャーナリストとして活躍し、テレビ番組「クルマでいこう!」のMCを務める。日本カーオブザイヤー選考委員などを歴任。
対談開始
佐藤:本日は、モータージャーナリストの岡崎五朗さんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします。
岡崎:よろしくお願いします。今回もお世話になります。
佐藤:前回はポルシェ911のコーティング施工をさせていただきましたが、今回は最新のポルシェ992タルガをお持ちいただきましたね。
岡崎:そうなんです。新車が納車されたばかりなので、早速コーティングをお願いしました。
佐藤:ポルシェはカラーオプションが豊富ですよね。岡崎さんの992は特別なカラーですか?
岡崎:はい。今回は「PTS(Paint to Sample)」のカラーを選びました。約150種類のカラーバリエーションから選べる特別なオプションで、明るめのブルーグレーを選択しました。こういった特別塗装色は他の車と被ることがほとんどないので、希少性が高いですね。
佐藤:確かに、他の同型車とすれ違うことはほぼなさそうですね。
施工したコーティングの種類と効果
佐藤:今回の施工では「ダイヤモンド9H」を選択いただきました。
岡崎:実は以前、トヨタ・ミライにも「ダイヤモンド9H」を施工してもらいましたが、4年経った今も撥水効果と艶がしっかり残っています。洗車機にも頻繁に入れているのに、ここまで持続するのは驚きました。
佐藤:ありがとうございます。「ダイヤモンド9H」は当店でも最上級のコーティングですからね。トップコートに「ナノX」を重ねることで、艶と撥水効果をさらに高めています。
岡崎:なるほど。撥水力と艶の持続性が高いのはその構造のおかげなんですね。
佐藤:そうですね。一方で「KUBEBOND ION」という新しいコーティングもあります。こちらは「ダイヤモンド9H」とは異なり、上に油分を使わない仕様です。そのため、艶感よりも「ガチッ」とした強固な塗膜を形成するのが特徴です。
岡崎:「KUBEBOND ION」は以前、ポルシェ911に施工してもらいましたね。確かに「ダイヤモンド9H」に比べるとマットな仕上がりで、撥水よりも塗装の保護性能が際立っていました。
佐藤:そうなんです。「KUBEBOND ION」は青空駐車の環境に強く、塗装をしっかり守る特性があります。一方、「ダイヤモンド9H」は室内駐車向きで、深い艶と強撥水を求める方向けですね。
岡崎:なるほど。ユーザーの駐車環境や求める特性によって、最適なコーティングが変わるんですね。
佐藤:はい。さらに、車種によっても最適なコーティングが異なります。例えば、ポルシェは塗装が柔らかい傾向があるので、「KUBEBOND ION」で塗膜を強化するのも一つの選択肢です。
メンテナンスの重要性
岡崎:先日、以前施工したポルシェ911に花粉のシミが付いてしまったと相談した際、「炎天下に数時間停めてみてください」とアドバイスをもらいました。試してみたら本当に消えて驚きました。
佐藤:花粉のシミは、気温と紫外線の作用で分解されることがあります。特に春先の気温が高くなる時期には、自然に消えることも多いです。
岡崎:今まで車に長く関わってきましたが、花粉のシミが自然に消えるなんて知りませんでした。
佐藤:コーティングの種類や塗装の特性を知っていると、適切なメンテナンス方法を提案できます。特に、「青空プロテクション」というメンテナンス剤は、青空駐車の環境でコーティングを長持ちさせる効果があります。
岡崎:「青空プロテクション」は、どのような特徴がありますか?
佐藤:撥水成分を含まないため、雨染みを防ぐ効果が高いです。青空駐車では、通常の撥水系コーティングは酸化劣化しやすいですが、「青空プロテクション」はそれを防ぎながら、長期間コーティングの性能を維持します。
岡崎:なるほど。屋外駐車なら「青空プロテクション」、屋内駐車なら「ダイヤモンド9H」のトップコートが適しているということですね。
佐藤:まさにその通りです。
まとめ
岡崎:改めて、コーティングの種類や用途の違いについて学べて勉強になりました。
佐藤:こちらこそ、岡崎さんの鋭い視点からのフィードバックをいただけて嬉しいです。
岡崎:これからも愛車を綺麗に保つため、メンテナンスも続けていきます。また何かあれば相談させてください。
佐藤:もちろんです。いつでもご相談ください。
岡崎:ありがとうございました。
佐藤:ありがとうございました!
今回の対談では、コーティングの種類や用途の違い、適切なメンテナンス方法について詳しくお話ししました。皆さんの愛車の環境に合わせた最適なコーティング選びの参考になれば幸いです。