コーティングする意味はない?メリット・デメリット徹底解説
「興味はあるけど、高いお金をかけてやる意味ってあるのかな?」
「必要ないという意見もあるけど、本当のところが知りたい」
このような方へ向けて、「ガラスコーティングの意味・必要性」について、専門家の立場から解説させていただきます。
ガラスコーティングは、やらないことによるマイナス面、やることによるプラス面があります。今回は、その2点の観点で解説します。
- 屋外駐車の場合に、特に見ていただきたい、ガラスコーティングの3つの効果
- 屋内駐車の場合にも注目していただきたい、ガラスコーティングの2つのプラス面
という流れでご説明させていただきます。
最後にYouTubeでの説明動画もありますので、ぜひ記事と併せてご覧ください。
ガラスコーティングの3つの効果
ガラスコーティングのメリットとして、大きく3つの効果があります。
- 雨や砂ぼこりなどの外部影響から車を守る
- 生活傷から車を守る
- 塗装が劣化するのを防ぐ
「外部影響」「生活傷」「塗装劣化」というマイナス面から、あなたのお車を守るというものです。
それぞれの効果について、詳しく解説します。
雨や砂ぼこりなどの外部影響から車を守る!
1つ目の効果は、「外から受ける悪影響から車を守ってくれる」ということです。
悪影響とは、たとえば以下のようなものです。
・雨
・砂ぼこり
・鳥のフン
・排気ガス
車を外に置いている場合、いろいろな影響を受けることになります。
ガレージなど、車を屋内に置いているのならあまり関係ありませんが、青空駐車をしている場合は、影響が顕著です。
POINT
ただ、誤解がないよう申し添えると、「雨が降ったら車はもうダメ」ということではありません。「もともと汚れている車に雨が降って、炎天下にさらされる」ことがダメなのです。お車が特に汚れておらず、ただ雨に降られただけというのであれば、そこまで心配することはありません。
しかし、もしお車が土や砂などで汚れており、雨が降ったあと日差しにさらされた、ということになると問題です。
なぜなら、汚れが車体にこびりついてしまって、塗装を劣化させてしまうからです。
ガラスコーティングはお車の本体を守り、汚れを付きにくくしてくれます。なお、「鳥のフン」はそれだけで塗装が劣化してしまうので、気をつけていただきたいと思います。
フンがついていることに気づいたら、ぜひ早めに取り除いていただくことをおすすめします。
生活傷から車を守る!
二つ目の効果は、「生活傷から車を守ってくれる」ということです。
お家のフローリングの床などで使われる「耐スクラッチ性(耐擦り傷性)」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。それと同じです。
「生活傷」だとイメージしにくいかもしれないので、具体例で説明します。
あなたがお車に乗るとき、必ずドアハンドルを握りますね。
このとき、爪が当たって、ハンドルに擦り傷がついてしまうことがあるのです。
コーティングがされていない車を見ると、ドアハンドルに傷がついていることがよくあります。自分で傷つけなかったとしても、お友達やご家族が車にお乗るとき傷がつくことがありますし、お子様が手をかけただけでも、傷がついてしまうこともあります。
他にも、誰かが持っているバッグなどが車に当たれば、それで傷ができてしまうんですね。間隔がせまい駐車場などに停めると、人の体や持ち物が車に触れる可能性が高いため、知らないうちに車体に傷ができているかもしれません。
ガラスコーティングを施していると、塗装がむき出しの状態に比べて守る力が強くなるため、全部が全部ではありませんが、傷がつくのを防ぐことができます。
ガリ傷のような目立った傷でなくても、細かい擦り傷がついていれば、ツヤがない車に見えてしまいます。
このようなところを守れるのも、ガラスコーティングのメリットといえます。
塗装が劣化するのを防ぐ!
三つ目の効果は、「車の塗装が劣化するのを防ぐ」ということです。
強い西日や炎天下などにさらされつづけると塗装の劣化が早まりますが、ガラスコーティングをすることでバリアができるため、塗装劣化の原因となるダメージをやわらげることができます。
やっておけば絶対大丈夫というわけではありませんが、まったくやらないよりは、間違いなくやっておいたほうが、車にとって良いです。
ガラスコーティングを行う意味、得られる主な効果は、以上の3つです。
特に、屋外駐車で雨風をしっかり受けてしまうというのであれば、ガラスコーティングで
- 外部影響
- 生活傷
- 塗装の劣化
このようなマイナス面を防げると考えていただければと思います。
屋内駐車の方にも!ガラスコーティングのプラス面
前項では、「マイナス点を防げる」という観点でお話ししました。
こちらでは、ガラスコーティングで得られるプラス点をご説明します。
屋外駐車はもちろん、屋内駐車の場合でも得られる効果で、プラス面として、大きく以下の2つがあります。
- 車のツヤがアップする
- 車の汚れが落ちやすくなる
もう少し、詳しく解説しますね。
車のツヤがアップする!
ガラスコーティングをかけることで、お車のツヤがアップします。
コーティング剤だけでも少しツヤは出ますが、実はそれ以上に、コーティング前の磨きによってお車がピカピカに輝きます。
お車が綺麗だと、気持ちが良いですよね。
この「気分」という心理的な要素は、意外とあなどれないものです。
毎朝出勤するときにお車を使う。
土日だけ外出にお車使う。
お車の使い方はいろいろだと思いますが、お一人で車に乗るときも、ご家族といっしょに乗るときも、車がピカピカだと一日が違います。
私自身、「車が好きだから」というところはあると思いますが、やっぱり車が綺麗だと、それだけで気持ちが違うんですね。
車が汚れたままだと、「やっぱり洗車してから行こうかな…」と思ったり、「あまり気分が良くないな…」という一日のスタートになってしまいますが、ピカピカで綺麗な車だと、「良い一日が始まってくれるんじゃないか」というイメージになる。
車にツヤが出ることで、精神的にも気持ちがいい。
これは、ガラスコーティングのプラス面だといえます。
車の汚れが落ちやすくなる!
二つ目のプラス面としては、「汚れが落ちやすくなる」ということです。
塗装を綺麗にする、という点に関わっています。
よく「ガラスコーティングをすれば、洗車が楽になる」と聞いたことがあるかもしれません。
洗車をしなければ、汚れはどんどんたまってしまいますので、綺麗な状態をいつも保つためには、やはり洗車は必要です。
ガラスコーティングで膜を作ってあげることで、ボディーに付着した汚れが落ちやすくなっていますので、毎回時間をかけて洗わなくても、簡単に綺麗になるんですね。
洗車が楽になって簡単にいい気持ちになれるのであれば、そちらのほうがいいと思います。
お車は車庫に停めているので、雨やほこりはかからないという方は、ぜひこちらのプラス面を見ていただければと思います。
まとめ:コーティングで気持ちのいいカーライフを!
お車にガラスコーティングをする意味についてお伝えしました。
車を外に停めているなら「外部影響・生活傷・塗装の劣化」というマイナス面を防げます。また、中に停めているなら、「ツヤのアップ・汚れの落ちやすさアップ」で車をキレイに保てます。
「車をずっとキレイに乗り続けたいな」とお考えなら、ガラスコーティングをおすすめします。
もちろん、ご自身で定期的にメンテナンスができるということであれば、業者に依頼しなくても構わないと思います。
ただ、
- 「自分でこまめにメンテナンスできる時間がない」
- 「もっと車をキレイにしたい」
- 「もっと強固なコーティングにしたい」
ということであれば、ぜひ専門業者の方にご相談いただき、コーティングをやっていただければと思っております。
当社佐藤自動車でも、ガラスコーティング施工を承っております。
3万台の車と向き合ってきた実績と信頼のもと、プロの技術者が、質の高いコーティングを施工させていただきます。
もし、ご興味や質問などがあれば、お気軽にご相談くださいね。
あなたの貴重なお時間の中で記事をお読みいただき、ありがとうございました。