磨きで艶感アップを検証
今回は「磨き」(ポリッシュ)を行うことでどれほどツヤ感が出るのかについてお伝えします。
社用車であるホンダのアコードを使い、実際に磨き作業を行いましたので、磨きをかける前と磨いた後の状態を、ぜひ画像で見比べていただければと思います。
動画もありますので、併せてご覧ください。
小さな傷がくすみの原因
トランクについた傷の状態をご覧ください。
赤丸の中にある「スポットライト」の映り込みを見ていただくと、分かりやすいかと思います。
かなりスポットランプの写り込みがボヤけていますよね。
本当に綺麗な車の場合は、この写り込みがハッキリしています。
綺麗な車の写り込み(研磨後)
違う車ですが、このように見比べてみると表面に映っている照明の周りには、いろいろな細かい傷がついてるのがお分かりいただけるのではないでしょうか。何かがぶつかってできたような生活傷やかすり傷など、小さな傷は、パッと見では目立ちません。
しかし、一見目立たないような傷が実は車のくすみを作り出しており、表面が曇ったように見えて綺麗なツヤがなくなってしまうんですね。
このアコードも、トランクが全体的にくすんだ状態となっています。
そこで、綺麗にする為には「磨き」が重要になります。
小さな傷は磨くことで消えるため、車のくすみが無くなり、ピカピカになるというわけです。
「磨き」の効果を実際に検証!
研磨前
研磨中
研磨後
実際に社用車のアコードを使い、磨いたときと磨いていないときのツヤを比べて比較しやすいよう、ちょうどトランクの中心にテープを貼ってから作業を行いました。
テープを境目として、トランクの右半分を磨いていきます。
磨き作業の流れとしては、
まず少し粗めの「バフ」(研磨機の表面につけるもの)で磨きを行い、その後、目の細かいバフにつけかえて、ピカピカになるように研磨していきます。
磨きを行なったテープの右側は、天井のスポットライトがくっきりと映っていますが、一方、磨きを行っていない左側は、ライトの映り込みが、どこかぼんやりしていますね。
このように、映り込みが全然違うのがお分かりいただけるのではないでしょうか。磨きをかけると、このように傷がすべて取れるため、しっかりとした映り込みになります。車全体がこの状態になると、ツヤが生まれて、「車が綺麗だね」と感じられるというわけです。
磨いているところと磨いていないところを見比べていただければ、映り込みが全然違うことがお分かりいただけると思います。
磨きは、メニューによって回数が変わり、ここからさらに磨きをかけると、もっとお車が綺麗になっていきます。
磨きすぎはNG!ベストなところで止める
注意点としては、「磨きをかけすぎない」ということです。
車の表面には「クリア層」がありますが、磨きすぎてしまうと、どうしてもこのクリアが薄くなってしまいます。クリア層が薄くなるのは、お車にとってあまり良いことではありません。
そのため、ちょうどいい塩梅で磨きを止める必要があります。
ガラスコーティングを行うときは、このように磨きをかけて車をツヤツヤの状態にしてから、コーティング剤を塗布していくという流れになります。
設備も重要!当社自慢のコーティングブース
当社・佐藤自動車【ShiningCarsプロジェクト】では、環境設備にもこだわりを持っています。
当社のコーティングブースをご覧いただきたいと思います。
なお、動画でもコーティングブースをご案内しています。
天井とシャッターのある屋内ブースで、風や雨といった外部の影響を受けることなく作業が可能です。
天井にはスポットランプ(ライト)を設置し、
細かい車の傷までしっかりと確認できるようになっています。
前述してきたように、磨きをかけるときは、これらの照明で傷の状態を確認しながら磨いていきますので、このような良い環境があるからこそ良い仕事ができ、お客様に綺麗な状態のお車をお渡しできていると考えております。
まとめ
今回は、「磨きの効果」についてお伝えしました。
磨きをかけることで表面の小さな傷がなくなり、お車がまるで新車のようにピカピカになります。
ツヤのある状態でガラスコーティングを行えば、綺麗なお車に長く乗っていただけますので、ぜひ、「磨き」のパワーをご理解いただければ嬉しいです。
当社・佐藤自動車【ShiningCarsプロジェクト】では、磨きやガラスコーティングなどについて、ご質問やご相談を承っております。ご興味がありましたら、何でもお気軽にご相談いただければと思います。
貴重なお時間の中で記事をお読みいただき、ありがとうございました。