2021.12.31
2022.5.10
コーティング「撥水性・耐スクラッチ性」徹底解説
「ガラスコーティングの効果」についてお伝えします。
よく、ガラスコーティングの効果は5年程度といわれています。そのとき、
「5年間、撥水するのか？」
「5年間、傷を防げるのか？」
大きく、この2つが気になる方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「撥水」「傷の予防（耐スクラッチ性）」に焦点を当てて解説します。
動画もありますので、ぜひ記事と併せてご覧ください。
コーティングの効果はどれくらい持つのか
よくお客様に聞かれるのが、「ガラスコーティングをすれば、5年間撥水し続けるんですか？」ということが多いです。
「撥水」とは、簡単にいえば、水滴を弾く効果のことですね。
残念ですが、基本的に5年間撥水し続けることはない、とお考えいただいたほうがいいです。
ガラスコーティングをしたばかりの状態を、通常の水洗いだけで5年間維持するということは、正直考えにくいです。
一方、「耐スクラッチ性」という点で考えると、5年以上効果が持続すると考えていただいてよいと考えます。耐スクラッチ性とは、小さな傷などがつきにくい性能をいいます。
ガラスコーティングでは、無機質のガラス被膜がお車の表面を覆うため、長期間にわたって傷がつきにくくなります。傷がつかなくなると車のくすみが抑えられるため、綺麗な見た目が維持できます。
お客様から、「コーティングの効果は1年くらいしか持たないのか？」とご質問を受けることがあります。実際、「別の店でコーティングをかけたら、1年程度で水を弾かなくなってしまった」というお話はよく聞きます。
当社・佐藤自動車【ShiningCarsプロジェクト】では、ガラスコーティングをかける際にはお客様にしっかりとご説明しますが、ディーラーさんや他の専門店でコーティング施工を行ったお客様の中には、短期間で効果が切れてしまったという経験をお持ちの方も多くいらっしゃいます。
長持ちさせたいならガラスコーティングで
長い期間にわたって効果が持続するのは、しっかりとしたガラスコーティングのお話です。
ディーラーさんなどで安く施工されるような、少しやわらかい性質のコーティング剤ではなく、完全無機質のガラスコーティングであれば、塗装を守ってくれますし、耐スクラッチ性で傷がつきにくくなります。
撥水に関しては、微撥水・超撥水・強撥水・滑水などいろいろなタイプがありますが、定期的なメンテナンスで効果を維持する必要があります。
ShiningCarsプロジェクトのコーティング例
当社・佐藤自動車【ShiningCarsプロジェクト】で使用している「【艶の鎧】グロスアーマー」というガラスコーティングを例にすると、お車の表面に、完全なガラス被膜が形成されます。
そのため、5年間以上は傷がつきにくい状態を保てます。
ただし、撥水機能に関しては、コーティングをかけっぱなしではダメです。強い撥水力があると汚れがつきやすくなりますが、佐藤自動車では、汚れがつきにくい微撥水のコーティングを行っています。
そうはいっても、5年間何もしなくていいわけではなく、メンテナンスが必要です。
お車の状態を確認し、メンテナンス剤を使うことで、水を弾く効果を作れます。たとえば、当社では1年ごとにご利用いただくメンテナンスメニューをご用意していますし、また、無料サービスとして、メンテナンス剤をお渡ししています。
コロイドシャンプーというもので洗車をしたあとに、メンテナンス剤をつけていただきます。
メンテナンス剤のしくみ
当社で取り扱っているメンテナンス剤は、2層に分かれています。
コーティング皮膜として定着する成分と、汚れを落としてくれる成分がダブルでついており、洗車をするごとに、外側のコーティングが取れていく形になります。
メンテナンス剤で塗装面を守り、撥水効果も持続させます。
お車は洗車が多いほうが綺麗な状態を保てるため、1ヵ月に1度、できれば1～2週間に1度、メンテナンス剤を使って手入れをしていただきたいと思います。
「撥水性をずっと長持ちさせたい」
「ツヤを長持ちさせたい」
このようにお考えであれば、メンテナンス剤を入れていただくことをおすすめします。
繰り返すことによって、撥水力も輝きも増していきます。
注意事項
撥水剤やメンテナンス剤によっては、酸化して白くくすんでいく製品もございますので、製品選びにはご注意ください。撥水がすごいと謳って、実は回数を重ねるごとに逆に汚くしているという事も・・。
宜しければ当社のメンテナンス剤をご利用ください。オンラインショップでご購入いただけます。
まとめ
今回は、車のコーティングの効果についてお伝えしました。
傷を予防する「耐スクラッチ性」に関しては、無機質のガラスコーティングをしていただければ長持ちしますが「撥水」に関しては、5年間続くのは難しいとお考えください。
長期間撥水させようとすると、おそらく逆に耐スクラッチ性が持たないと考えられますので、撥水の効果に関しては、ご自身でメンテナンスをしていただくことが大切です。
また、1年に1回、プロにお任せいただくことで、さらに効果を長持ちさせることができる、とご理解いただければと思います。
動画および記事にてガラスコーティングの効果についてお伝えしましたが、細かい点などについて分からないことがある、という方もいらっしゃるかもしれません。
当社・佐藤自動車【ShiningCarsプロジェクト】では、ご質問やご相談を喜んでお受けしております。ご不明点などがあれば、何でもお気軽にご相談いただければと思います。
貴重なお時間の中で記事をお読みいただき、ありがとうございました。
