高圧洗浄機を使用して洗車しても良いのかを徹底解説
「ガラスコーティングをかけた車を洗車するとき、高圧洗浄機を使っていいのか?」
今回はこのような疑問をお持ちの方向けに、「高圧洗浄機」についてお伝えします。
具体的には、
- 高圧洗浄機を使っていいのか
- 高圧洗浄機を使う場合、どのようなやり方をすればいいのか
- 高圧洗浄機を使う場合の注意点
以上の3点について、詳しく解説します。
最後に実際に高圧洗浄機の使い方を示したYouTube解説動画もありますので、併せてご覧ください。
高圧洗浄機の使用がおすすめ
結論からいうと、高圧洗浄がある方はぜひ使っていただきたいです。
当社・佐藤自動車では、ケルヒャー製の「K3サイレント」という高圧洗浄機を使っています。
小型で音も比較的小さいため、使いやすいんですね。
次項から、実際に高圧洗浄機を使った洗車のやり方について解説していきます。
高圧洗浄機を使った洗車のやり方
高圧洗浄機を使うとき、洗車は以下の流れとなります。
- タイヤの汚れを落とす
- 屋根部分を洗う
- 側面部分を洗う
- 下部分を洗う
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
タイヤの汚れを落とす
まず、タイヤ回りを洗います。
タイヤ回りが一番汚い部分になりますので、高圧洗浄機でタイヤ・ホイールについたホコリや泥などを全部取っていきます。タイヤハウス内のこびついた汚れなども一緒に汚れを落とすと良いでしょう!
タイヤ回りを綺麗にし終わったら、いよいよ車本体の洗浄に入ります。
屋根(ルーフ)部分を洗う
タイヤを洗い終わったら、次は上部の屋根(ルーフ)に高圧洗浄機をかけていきます。
なぜ屋根から高圧洗浄するのかというと、
ホコリや汚れはすべて下に流れていくからです。先に下部分から洗って次に上部分をやろうとすると、水が流れ落ちることによってモールの溝などに汚れが入ってしまいます。
これでは、せっかく綺麗にした下部分が、また汚くなってしまうんですね。そのため、ぜひ順番として、まず上のところから洗浄していただくことをおすすめします。
具体的な高圧洗浄機での洗い方を紹介します。
車の屋根には、よくモールがついていることがあります。モールの際には多くの汚れが溜まっていますので、汚れが溜まった個所を目がけて高圧洗浄を行いましょう。
側面部分を洗う
屋根部分が洗い終わったら、次は、ドアやドアミラーの際を洗浄しましょう。
ドアハンドルの周りや、パネルとパネルの間にはホコリや砂がいっぱい溜まっています。隙間部分をしっかりと高圧洗浄したら、パネルそのものも水で流します。
下部分(サイドシル)を洗う
側面が終わったら、下部分を洗浄します。
モールがついていますが、モールの隙間にはホコリや汚れが入っていきやすいため、しっかりと洗浄します。
以上、高圧洗浄機を使うときの順番をご紹介しました。
1パネルずつ個別にやっていくのではなく、
すべて上から全部やっていき、汚れを下へ落としていきましょう。高圧洗浄機を使えば、ホコリや小石といったものをすべて落とすことができます。小石などがついた状態のままでシャンプー洗車をおこなうと傷になってしまう恐れがあります。
お車が傷つくリスクを避けるためにも、ぜひ高圧洗浄機で小石などを落としてから、シャンプーをすることをおすすめします。
高圧洗浄機の近づけすぎに注意
高圧洗浄機は水の勢いが強いため、あまり近づけすぎないようにしましょう。
新車であれば少し近づけすぎたからといって塗装が剥がれることはほとんどありませんが、あまり綺麗な状態ではない車や、塗装が劣化している車、年式が古い車などは高圧洗浄機の水圧の勢いに負けて塗装が剥がれてしまう可能性があります。
そのため、そこまで目一杯近づけないということを意識して、洗浄していただければと思います。目安としては、20~30cmほど離すようにしてください。
水はしっかり拭き上げる
お車の洗車が終わったあとは水気をしっかり拭き取ることが大切です。
なぜなら、水滴が表面に残っていると、水道水に含まれる不純物の影響で、水垢ができてしまうからです。佐藤自動車(ShiningCarsプロジェクト)の場合は、洗浄には普通の水道水ではなく「純水」を使って行っています。「純水器」をつけて、不純物がない状態にしてから洗車しているので、水が乾いたとしても跡が残りません。
しかし、個人で純水器を買うのはなかなか大変です。
そこで、ご自宅で洗車する場合は、水気をそのままにしないで、全部しっかりと拭き上げるようにしてください。
高圧洗浄機だけでは全部の汚れは落ちない
高圧洗浄機を使うことで洗車が楽にはなりますが、高圧洗浄機だけで汚れをすべて落とすことはできません。
CMの中には、「高圧洗浄機だけで汚れが落ちる」と宣伝しているものがありますが、CM用に簡単につけた泥汚れであれば、高圧洗浄機でも落とすことはできるでしょう。
しかし、車は基本的にずっと外にあり、汚れがこびりついています。
雨が乾いた水垢であったり、こびりついて固まったホコリなど、頑固な汚れは高圧洗浄機だけでは取れないのでスポンジでやマイクロファイバークロスなどでの洗車が必要になります。
まとめ
今回は、「車を洗うとき、高圧洗浄機は使っていいのか」ということについてお伝えしました。
結論として、ぜひ高圧洗浄機を使っていただくことをおすすめします。
実際に洗浄するときは、上→側面→下の順番で行ってください。ホコリや小石が取り除けるため、シャンプー洗車がしやすくなります。
コーティングをかけた車はさらに汚れが落ちやすくなっているため洗車がいっそう楽になりますので、洗車の手間を省きたい方は、ぜひコーティングもいっしょに検討してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
オリジナル洗車用品オンラインショップ
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佐藤自動車(ShiningCarsプロジェクト)での店頭販売のほか、オンラインショップでも販売しております。また、YouTubeで使用方法なども分かりやすくご説明しておりますので、ぜひプロ品質をご利用いただき本当の綺麗を実現させてください。
YouTube解説動画
実際に高圧洗浄機の使い方を示した動画もありますので、ぜひご覧ください。