コーティングには多くの種類があり、それぞれに異なる特徴があります。
自分で行えるものから、専門業者に依頼したほうがよいものまで多種多様なため、以下のようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
「コーティングにおける種類の違いがわからない」
「自分にとって、どのコーティングが一番良いのかわからない」
そこで今回は、コーティングにはどんな種類があり、どのような特徴があるのかを、わかりやすく解説します。
ご一読いただき、自分にとってベストなコーティングを選ぶ際の参考にしてください。
コーティングの種類は大きく分けて3種類
コーティングには、ボディに「膜」を張り、さまざまな汚れやキズから車を守ってくれる効果があります。
膜の性質によって耐用年数やメンテナンスの方法などが変わり、主に以下の3つに分類できます。
ワックス
車の表面に油が主成分の「油脂系コーティング」を施す方法です。
油が水を弾く性質を生かして車を汚れから守ります。ワックスはカー用品店などで安く入手でき、専門業者に頼まなくても自分で施工できるというメリットがあります。その一方で、耐久性が乏しく、1ヶ月程度で効果がなくなってしまうこともあります。さらに、ワックスがけを繰り返すことによって逆に水ジミやシミができる可能性があるため実は注意が必要です。
ポリマーコーティング
「樹脂系コーティング」とも呼ばれ、ボディの表面に保護皮膜を張る方法です。
車を汚れから守る機能や耐久性は、ワックスより優れています。
しかし、ワックスよりも費用がかかるほか洗車の仕方によってはコーティングが剥がれてしまうという注意点があります。雨で流される可能性は少ないですが定期的なメンテナンスが必要です。
ガラスコーティング
車の表面に100%完全無機質のガラス被膜を形成し、強力な保護膜でボディを守る方法です。
他のコーティングと比べて、耐久性や保護力が優れているのが特徴です。ただし、ガラスコーティングを適正に施すには専門的な技術が必要です。
そのため、基本的にディーラーや専門業者にお願いすることなりまとまった費用が必要になります。また、施工してもらうには車をその期間中、業者に預けることになります。
迷ったときはガラスコーティングがおすすめな理由
コーティングをどれにするか迷ったときには、ガラスコーティングがおすすめです。
他の種類に比べて長持ちするだけでなく、車をキズや汚れから保護する機能がもっとも高いからです。
ワックスやポリマーコーティングは価格も比較的リーズナブルで自分で行うこともできます。しかし、耐久性はワックスがおよそ1ヶ月、ポリマーコーティングは3ヶ月程度です。そのため、その度にこまめなメンテナンスが必要になりますし、施工の仕方によって逆に水ジミを作り塗装を劣化させる原因にもなりかねません。
ガラスコーティングの場合、1度施してしまえばおよそ3年〜5年ほど持つため、短期間で何度もやり直す必要がありません。できるだけ手間を省きたい人にとっては大きなメリットといえます。
費用はかかるかもしれませんが強力な保護性能で車の劣化を防いでくれるので、車を長く綺麗な状態に保つことができます。
ただし、いくら車を綺麗に保ってくれるとはいえ定期的な洗車は必要で、コーティングに悪影響を与えないよう、優しく手洗いするのベストです。
ガラスコーティングを施工する方法は3種類
ガラスコーティングを施工する方法は、
- 専門業者に依頼
- ディーラーに依頼
- 自分で行う
上記の3種類あります。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、詳しく見ていきましょう。
専門業者に依頼する場合
ガラスコーティングを専門業者に頼む1番のメリットは、プロの技術者が施工してくれることです。
ガラスコーティングを施す場合、事前に
・ボディの付着した細かい汚れを完全に除去する
・コーティング剤を塗布する前に入念に磨く
という下地処理を行う必要があります。
これらの作業を入念かつ丁寧に行わないと、ガラスコーティングの保護力が効果的に発揮されません。素人には難しい作業も専門店のプロであれば綺麗に仕上げてくれます。
デメリットとしては費用が高額になる点と施工に時間がかかる点です。材料費の他にも工賃費が発生するため自分で行うよりお金がかかります。
また、車の状態によって施工時間が変わるため、数日、場合によっては5日以上かかることもあります。その期間中は車が使えないことを念頭に置き、スケジューリングを行いましょう。
ディーラーに依頼する場合
ディーラーに依頼すれば、新車が納車される前にコーティングを施してくれます。このため、改めて業者を探してコーティングを依頼する手間を省くことができます。
気をつけるべき点として、ディーラーによるコーティングの場合、施工するスタッフがコーティングの専門技術を持っていない場合があることに注意が必要です。
また、ディーラーが業者にコーティングを外注している場合もあります。
この場合は手数料が上乗せされ、直接自分で専門業者に依頼したときと比べて、コーティング品質が低いのに費用が専門店より高額になる可能性があります。
自分で行う場合
ガラスコーティング剤は市販でもいくつか売られています。それらを使えば専門業者に頼むよりも安いコストで行うことができます。
ただし、専門的な知識がない場合、効果的なガラスコーティングを素人が行うのは難しいというのが大きなデメリットです。入念な下地処理や、コーティング途中の管理などに気を配る必要があるため、専門業者に頼むよりも質が落ちてしまう可能性があります。
ガラスコーティングは専門業者に頼むのがおすすめ
ガラスコーティングは、自分で行うよりも、専門業者への依頼がおすすめです。
費用も時間もかかりますが、プロの手による施工で長期的にはメンテナンス費用も抑えられ、費用対効果は充分に十分に期待できます。
どうしても自分で何かコーティングを行いたい場合は、しっかりスキルを身につけて作業するか、弊社の簡易コーティング材をご利用ください。
まとめ
ガラスコーティングは、さまざまなコーティングの種類の中でも高い保護力を持ちます。大事なお車であれば、できるだけ綺麗な状態をキープして乗り続けたいもの。
質の高いガラスコーティングを行いたい場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。佐藤自動車では、経験豊富なプロの技術者によるガラスコーティング施工を行なっております。
お客さまのご要望をお伺いした上で、数あるコーティングプランの中から、最適なプランをご提案させていただきます。
ご相談は無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。