コーティングが高額な理由を解説します
「なぜガラスコーティングはこんなに値段が高いんだろう?」
「自分でコーティングすれば安くできるけど、実際DIYってどうなのかな?」
ガラスコーティングをかけるかどうか検討する上で、「価格」の問題は切っても切り離せません。
そこで今回は、ガラスコーティングの価格面に関する話をお伝えします。
具体的には、
- ご自身でやるDIYとプロによるコーティングの違い
- ガラスコーティングの価格が高額になってしまう理由
について解説します。
動画もありますので、ぜひ記事と併せてご覧ください。
DIYでコーティングを行う場合
とにかく費用を抑えたい、というのであれば、自分でコーティングをかける「DIY」がもっとも安く済みます。
材料費としては、高い製品でも1~2万円くらいで買えます。
知識と技術があれば費用が安いだけでなく、しっかりと時間をかけて、丁寧に作業できるというメリットもあります。
自分でコーティングするときの作業の流れ
ご自身でコーティングできるのであれば、全然やっていただいてよいと考えます。
こちらでは、コーティングをDIYで行う場合、どのようなやり方となるのかをお伝えします。
具体的な作業の流れは、
- 洗車
- 脱脂
- コーティング
となります。
まずは、洗車を綺麗にやっていただきます。
その後、「脱脂」という形で、お車の表面に油分がない状態にしてください。
そこから水で流したあと、水分が車体にまったくない状態にしてから、コーティング剤を塗っていただきます。
DIYをするときの注意点
DIYをするときの注意点は、大きく2つあります。
- 風が強い日を避ける
- 屋根がない場所での作業は避ける
これらは、仕上がりが汚くなってしまうのを防ぐためです。
DIY用のコーティング剤は簡単に塗れますが、環境に気をつけないと、ホコリをいっしょに固めてしまったり、引きずって傷になったり、ムラになってしまったりする可能性があります。
仕上がりをできるだけ綺麗にするために、風がない日を選び、屋内で作業を行いましょう。
専門店でコーティングを行う場合
「自分でコーティングをかける時間がない」「技術がなくて不安」という方は、専門店に依頼することをおすすめします。
価格はDIYより高くなりますが、専門店だからこそのメリットもあります。
まず、環境がしっかりとしている点が挙げられます。
風がない状態で施工できるため、ホコリが飛んでくることもありません。
また、使っている材料が良いものであること、作業を行うプロは技術力が高く、ガラスコーティングの完成度が高いのもポイントです。
専門店でコーティングするときの作業の流れ
大まかな作業内容はDIYと同じで、「洗車→脱脂→水切り→コーティング剤塗布」となります。
当社・佐藤自動車【ShiningCarsプロジェクト】の場合は、お車を洗車させていただく際は「純水」という不純物が入っていない水を使って高圧洗浄を行います。そうすると、細かいところまで綺麗になります。
シャンプー洗車が終わると、2つの溶剤を使用して、脱脂作業を行います。
ピッチ・タールなど、油分の汚れもすべて取っていきます。
ここまで終わったら、ガラスコーティングをかけるという形になります。
コーティング専門店は使っているコーティング剤も違い、DIY用のように簡単なものではなく、慣れた人間が作業しないとムラになってしまいます。
ムラができたまま固めてしまうと、光の影で変に見えてしまうため、プロの技が求められます。
このように良い設備環境や材料があり、技術力のあるプロが時間をかけて作業する専門店では、やはり金銭的には高くなります。
「今の車の状態が維持できればいい」ということであれば、磨きをかけずにコーティング剤を塗ればよいため、プロでなくてもできます。
ただ、ご自分でやるのが難しく環境も材料もない場合は、専門店への依頼を検討していただければと思います。
より良いコーティングには「磨き」が重要
「車にツヤを出して、とても綺麗な状態でガラスコーティングをかけたい」というのであれば、「磨き」が重要になります。
DIYでおこなう方法
磨き作業も、DIYでやる方法があります。
具体的には、ポリッシャー(研磨機)を使って磨きをかけていきます。
その際も、風が強くない日に行うこと、できれば屋根があるところで作業していただければと思います。さらに、車体がすべてむき出しだと、細かい箇所を傷つける可能性があるため、マスキングペーパーとテープで養生することをおすすめします。
専門店でプロがおこなう方法
専門店でも、ポリッシャーを使って塗装面を磨きます。このとき、細かい傷も全部落ちていきます。
当社では、RUPES(ルペス社)のポリッシャーを使っています。
さらに、段階によってコンパウンド(磨き剤)を入れ替えながら磨いていき、ポリッシャーのヘッド部分に装着するバフも付け替えます。
コンパウンドもバフも1種類だけでは、良い仕上がりになりません。
粒子や目が粗いものと細かいものを、状態に応じて使い分けます。
当社・佐藤自動車【ShiningCarsプロジェクト】では、3種類を使い分けることもあります。
磨くのにどれくらい時間がかかるかというと、
1台全体で5時間で磨くこともあれば、15時間も磨きに要す事もありますので、コーティングを完成させるまでに3日間〜6日間くらいかけることになります。
コーティングの価格の目安
時間をかけて、整った環境でプロがガラスコーティングをかけるとなれば、それに見合うだけの費用がかかります。
普通車(プリウス程度)磨きをかけない場合、
シャイニングガード(梅) | グロスアーマー(竹) | セラミックコート(松) |
---|---|---|
50,000円 | 100,000円 | 150,000円 |
普通車(プリウス程度)磨きをかける場合、
シャイニングガード(梅) | グロスアーマー(竹) | セラミックコート(松) |
---|---|---|
150,000円 | 200,000円 | 250,000円 |
作業が増えれば、それだけ価格も高くなるということになります。
正確な料金表をご用意しておりますのでご確認ください。
まとめ
今回は、「価格」という切り口から、コーティングをDIYで行う場合と専門店に依頼する場合についてお伝えしました。
安く済ませるのであれば、DIYがもっともコストが少ないです。お金かけてもいいから少しでも綺麗にしたい場合は、専門店にお願いすることをおすすめします。
ご自身でコーティングできるのであれば、やっていただいてまったく問題ありません。
その際に気をつけるべきは、「風がないときに作業する」「屋根があるところで行う」ということです。
磨き作業についても、「できる技術がある」「作業が好きだ」ということなら、ぜひポリッシャーなどの工具も買いそろえて、作業していただくのがいいと考えます。
一方で、「自分でやるのは不安」ということであれば、たとえコーティング剤を塗るだけだったとしても、専門店への依頼が安心です。
技術があり、環境が整っている専門店では、ガラスコーティングの持ちも輝きも違いますし、磨きをかける場合は、お車がさらに綺麗になります。
当社・佐藤自動車【ShiningCarsプロジェクト】でも、ご相談を喜んでお受けいたします。
お問い合わせいただければ、価格はもちろん、施工方法や環境設備、ガラスコーティングの実際の効果など、すべてにおいて包み隠さずご説明させていただきます。
何か分からないことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
貴重なお時間の中で記事をお読みいただき、ありがとうございました。