いつコーティングをするべきか徹底解説
「ガラスコーティングは、いつかけるのがいいんだろう?」
このような疑問をお持ちの方は少なくありません。
そこで今回は、「コーティングを業者に依頼するタイミング」についてお伝えします。
- 新車や中古車を買ったときがいいのか。
- 3年後の車検を受けたときがいいのか。
- 2回目の車検を受ける5年後くらいがいいのか。
当社・佐藤自動車(ShiningCarsプロジェクト)でも、お客様からご相談いただくことがあります。
プロの見解として、どのタイミングでガラスコーティングをかければいいのか、解説していきます。
最後にYouTubeでの解説動画もありますので、併せてご覧ください。
車を買ったタイミングがベスト
結論からいえば、
新車や中古車を買ったタイミングで、ガラスコーティングをやっておくことをおすすめします。
なぜかというと、買ったばかりの新車は間違いなく一番お車が綺麗で、まっさらな状態だからです。小さな傷があることもありますが、それでも、車を走らせ続けるよりは、間違いなく綺麗な状態にはなっています。
中古車の場合でも、
新車ほどではありませんが、やはり買ったときが一番綺麗なことがほとんどです。
車の板金塗装を20年以上行っている立場からすると、年数が経つにつれて間違いなく車の塗装が劣化していくといえます。
ガラスコーティングをかけるのであれば、お車が一番綺麗な状態で塗装面にバリアをしてあげるということがベストです。
雨が塗装を劣化させる
劣化の原因として一番多いのは「雨」です。
雨に濡れて、汚れたまま水滴が乾いてしまうと、塗装を劣化させます。
土砂降りの雨であれば逆に汚れを落としてくれますが、少し降る程度だと汚れも水も流れ落ちず、そのまま「水のかたまり」として車の表面に残ります。
こうなると、汚れと水が相まって、水垢や雨ジミ、イオンデポジットやウォータースポットなどと呼ばれる汚れにつながります。
やっかいなのが、ウォータースポットです。
これは、塗装にクレーターのようなものができてしまうというもので、クレーター状の汚れは、洗車ではなかなか落ちませんし、磨きをかけるのも、とても大変になります。
もちろん、磨きで汚れが取れないことはありませんが、その分お金がかかってしまいます。
コーティングでクリア層を守ろう
磨きのときに問題になるのが、クリア層の厚みがなくなってしまうということです。
「お金をかけて汚れが取れるなら、それで構わない」という意見もあるかもしれません。
しかし、磨きをかけることによって、お車の表面にあるクリア層が、どんどん薄くなってしまいます。クリア層は、お車の塗装を守る役割をしており、厚さは、およそ30ミクロンあるとされていますが、磨きをかけるということは、このクリア層を削っていくということです。
ガラスコーティングをかければ、
バリアの役割を果たすため、クリア層をそこまで損なわずに済みます。
新車でも中古車でも、何もしないまま乗り続けていれば、どんどん塗装が劣化していきますので、今後のお車の価値、綺麗さを保つという点を踏まえると、お車の購入タイミングでガラスコーティングを施工することをおすすめします。
車検のタイミングはどうか?
「3年経った車検のときに、ガラスコーティングすればいいんじゃないか」と考える方も多くいらっしゃいます。
しかし、前述したように、時間が経つほどにお車の塗装状態は劣化しますので、何もやっていない3年後の状態と、ガラスコーティングをし3年後の状態で比べると、まったく劣化度合いが違います。
劣化が進んだあとで綺麗にガラスコーティングをしようとすれば、磨きをかけるお金がかかるほか、クリア層の厚みも薄くなってしまいます。
劣化度合いは、保管状況によっ左右されますが、たとえば、5年間雨ざらしだった場合、クリア層を半分削るくらい磨きをかけないと、綺麗なツヤが出てきません。
おを守るために、1番重要なのはクリア層です。
クリア層は、厚みがあるほうがいいとされており、新車の状態がもっとも膜厚があります。
しかし、それがどんどん劣化・削られていくと、もしお車が傷ついて修理することになった場合も、傷を磨き落としづらくなってしまいます。
今回、新車や中古車を買われる場合は、ぜひ購入タイミングでガラスコーティングをかけることをおすすめします。
一番最初にバリアをしてあげることで、お車を長く、綺麗に乗り続けることができます。
まとめ
今回は、「ガラスコーティングはどのタイミングでやったほうがいいのか」についてお伝えしました。
もっとも良いのは、お車購入のタイミングです。
最初の一番綺麗な状態で守る、ということをおすすめします。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
当社・佐藤自動車(ShiningCarsプロジェクト)では、記事と動画でガラスコーティングに関する情報を発信しています。また、お客様からのご相談やご質問も、無料で承っております。
コーティングについてご興味があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。