「新古車」という言葉をご存じでしょうか?
文字通り新車と中古車のあいだを指し、ディーラーさんで試乗車として使われているような車のことです。
今回は、新古車にコーティングをしたほうがよい理由について、新古車の塗装状態の説明を交えながら解説します。
新古車は、新車よりは値段が安く、しかし中古車よりは状態が綺麗で走行距離も少ないということで、好んで買われる方も多いです。
この記事では、実際に新古車がどういう塗装の状態で売られていたのかをご覧いただいて、自動車のプロとしての見解を述べさせていただければと思います。
今回の記事は動画版もございます。ぜひ併せてご覧ください。
新古車の実際の塗装状態
今回ご紹介するのは、トヨタのRAV4という車種になります。この車は、試乗車として2年ほど使われていました。
それをお客様が購入されて、「これ以上傷がつかないようにして綺麗に乗り出したい」ということで、当社にコーティングのご依頼をいただきました。
なお、コーティング内容としては、ライトポリッシュというコースになります。こちらは、お車に少し磨きをかけたあと、セラミックコーティングを施すものです。
それでは、さっそくトヨタのRAV4のコーティング前の塗装状態を見ていただければと思います。
こちらがルーフの状態になります。
スポットランプの周りをご覧いただきますと、白っぽいクレーターのようなものが見えるのがお分かりいただけるでしょうか?
白っぽく見える跡が、いわゆる「水ジミ」「雨ジミ」です。「ウォータースポット」とも呼ばれます。
この水ジミが塗装の表面を侵してしまい、クレーター状になってしまっているんです。お車の上面すべてがこの状態になってしまっているのです。
ボンネットやルーフに関しては、塗装がクレーターのようにちょっとくぼんでしまい、ウォータースポットと呼ばれる形になってしまっていました。
たとえ中古車ほど走っていなくても、塗装から新車のような肌感は失われてしまうんですね。
ただの洗車では落ちないウォータースポット
先ほどの画像をご覧いただいた時点で、クレンジングとよばれる水ジミの溶解除去は終わっている状態です。つまり、汚れをとってもクレーターが塗装の表面に残ってしまっているということです。
このトヨタRAV4は試乗車として2年間使われていたということなので、その間はディーラーさんで洗車をしていたと思います。
ただ、その際に塗装の状態を考えずに、何も気にしないで洗車をしていただけなので、水ジミが発生してそのままになってしまったんでしょうね。
もしコーティングを先にかけておけば、今回ご覧いただいたようなクレーターは発生しづらくなります。
私からのアドバイスとしましては、お車を新車で買われましたら、その流れでぜひコーティングをかけていただくことをおすすめします。
新古車も新車のツヤを復元可能!
「新古車ではもう綺麗に乗ることはできないのか」と諦める必要はございません。
磨きをかけてコーティングをおこなうことによって、新車のようなツヤ感を復元することは可能です!
塗装を磨いてクレーターのボコボコをなくし、そこにコート剤を塗布してやることによって、ピカピカの状態を復活できるんです。
今回のお客様はセラミックコーティングでしたが、佐藤自動車では、他にもコーティングのコースをご用意しておりますので、ご興味を持っていただけましたら、ぜひこちらからお問い合わせいただければ嬉しいです!
おすすめのコーティング参考動画
「どのようなコーティングをしたらいいのか」という方向けに、Youtubeでたくさん動画を上げさせていただいておりますので、ご紹介します。
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ぜひいろいろ動画を見ていただいて、どのようなコーティングがいいのか、コーティングはどこに頼めばいいのかということ、ぜひご検討いただければと思います。
もし何かコーティングについてわからないことがありましたら、ぜひ私どもにご相談いただければ嬉しく思います。お待ちしております!